奈義町の公営企業における経営戦略

奈義町における経営戦略の策定

将来、人口の減少や節水意識の向上、節水機器の普及等により使用料収入の減少が懸念される一方、水道事業では、昭和49年に取得した水道施設・設備の更新時期などを迎えていくとともに、下水道事業では平成19年度に供用開始してから10年が経過するため、浄化センターやマンホールポンプ施設の更新、浄化槽の維持管理費用の増大が見込まれます。
こうした経営環境が大変厳しくなるものと予想される中、将来にわたり安全で快適な上下水道サービスを持続的・安定的に提供するためには、徹底した効率化・経営健全化に取り組み、投資の所要額の見通しと上下水道使用料などの財源の見通しを均衡させることが非常に重要となってきます。
そのような中、平成26年8月に総務省から、地方公営企業の経営基盤強化と財政マネジメントの向上に取り組むための「経営戦略」を策定するよう通知があったことを受けて、現状と将来見通しを踏まえ、次のとおり中長期的な経営の基本計画を作成することになりました。