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那岐山

那岐山(標高1,255m)

氷ノ山後山那岐山国定公園にも指定されている中国山地の秀峰で、四季折々の豊かな美しい自然に恵まれています。
春には新緑が芽吹き、小鳥のさえずりが聞こえ、夏になると緑はいっそう深くなり、また、秋には木々が織り成す可憐な色に装いを変え、そして冬には雪化粧など、季節ごとに自然と調和した雄大な姿を見ることができます。
頂上からの眺めは、何も遮るもののない360度の大パノラマで、天気の良い日には西には大山、東に氷ノ山、北には日本海、そして南には遠く四国の山々まで見渡すことができます。

那岐山

伝承

那岐山は古くは那岐の仙(なぎのせん)と呼ばれ、神話のイザナギ、イザナミがこの峰に君臨した伝説に由来するとも、近隣の後山との高さ比べに負けて泣いたことから「ナキノセン」になったとも言われています。

ポイント

中世の山城

1)大別当城址

大別当山の尾根伝いに残る城跡。南北に長い山頂部に曲輪(くるわ)がいくつも並ぶ連郭式(れんかくしき)と呼ばれる構造で、堀切(ほりきり)も確認でき、東西は急な斜面で自然の地形を巧みに利用している。また、麓のイムラ遺跡(高円墳)は、城主、家臣団の暮らした跡と言われています。
頂上の展望台からは津山盆地や備前の山々が手に取るように眺められます。

大別当城跡

2)名木の城址

険阻な地形を利用した城跡。尾根を大きく断ち切って作られた堀切(ほりきり)があり、そこから南にはいくつかの曲輪(くるわ)を備え、小規模ながら堅固な城の姿がよく残っています。史実の多くは不明ですが、中世の戦乱期の緊張を現代に伝える遺構です。
名木の城址

3)八巻城址

なだらかな山頂の地形を利用した城跡。いくつかの曲輪(くるわ)や堀切(ほりきり)、井戸などが確認できます。史実の多くは不明ですが、奈義町一帯を見渡せる眺望は、当時の戦略、防備の要だったことが考えられます。

八巻城址

山頂付近の文字岩

山頂と三角点の間の三穂太郎屋敷と呼ばれている平地に避難小屋があり、その小屋の西側に「伊邪那岐命」「天照大御神」「奈義神」と刻まれた文字岩があります。
また、登山道Cコースの大神(狼)岩には「大日如来」「不動明王」と刻まれており、さらに登る途中に「須佐之男命」と刻まれた文字岩があります。

イザナミスサノオアマテラス

 

滝山(標高1,196m)

那岐山の西側にそびえ、那岐山からの連脈は、岡山を代表する山岳縦走路であり、うっそうとしたブナの原生林に覆われ、深山幽谷の趣があります。
古くは山伏たちが修行した霊地であり、彼らは険しい山々を信仰し荒行を積み重ねたので修験者または法印ともよばれ、陰陽道や仏教、神道などを合わせた山岳宗教をひろめました。
※陸上自衛隊日本原演習場は施錠されており、演習場内を通過して登山することはできません。

滝山

ポイント

滝神社

滝山の中腹(海抜800m)の岩室に伊邪那美命と紀州熊野権現を祀る霊地です。
麓の禊(みそぎ)橋を渡ると古めかしい女人結界石柱・鳥居・狛犬などが建立され、さらに清流と苔むす岩間をたどりながら、稲荷宮の急な石段を登り進むと、雄滝:雌滝の瀑布があり、杉の大木などの原生林に包まれた霊気幽玄の地に鎮座されています。

滝神社