PERMANENT EXHIBITION
常設展示作品

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大地の部屋 写真

大地 ≪うつろひ-a moment of movement≫
宮脇愛子

「在る」と「無い」を渡る。〈これ〉、「心」とはそうしたものではないだろうか。路地を影法師がよぎり、薫風が頬をなで、空の高みを鱗雲(うろこぐも)が渡って行く。〈あなた〉は誰か。何の告知(しらせ)なのか〈あれ〉、「気」というのだろうか、何と言って名付け難い〈気配〉、それが「在る」ことのいとおしさをいつも私たちに教えている。

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月の部屋 写真

月 ≪HISASHI-補遺するもの≫
岡崎和郎

安らぎの場所。ここは休らう所である。ためらい、足をとめ、休息する。穏やかな気持を取り戻す。「休」という漢字のかたちからみてわかるように「人が木により憩う」ごとく。庇の下で雨宿りをしたり、影のなかで強い日差しを避けて息づく生き物たちのように。護られてある休息。〈もの〉たちに促されて、限りある生命でしかない私たち個々の〈意識〉が思いを馳せる。降り積もる数万年の過去、茫洋と開かれた未来、永遠の現在。時の宿り。

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大地の部屋 写真

太陽 ≪遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体≫
荒川修作+マドリン・ギンズ

明るい小部屋に踏み込むと、もう何か奇妙な感じなのである。足元からの光に浮び上がるこの部屋は、中央には傾いた黒く太い円筒が床から天井まで続いており、それは光を吸収してまるで〈闇〉が実体化したもののようである。床は黄色い地に黒い線で描かれた迷路、天井にはそれが〈反転〉した黒地に黄色い線の迷路。〈迷路〉はアラカワ/ギンズの得意のモティーフであり「反転性」は彼らのキー・コンセプトである。しかも天井も床も中央に向かって盛り上がる傾斜が付いている。見えない何かが、彼らはそれを「ブランク(空白=体)」と呼ぶが、渦巻いている気配。それにしても身体は何か新しい歓迎を受けているようだ。

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