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最終更新日時:2019年8月1日
平成30年4月に設置されたこども園基本構想検討委員会が7回にわたり検討を重ねてきた「奈義町立こども園基本構想」がこの7月に完成しました。このページでは、基本構想の概要と今後の予定についてご紹介します。
「基本構想」は、施設整備にあたって、規模や機能、施設内容などの条件をまとめた、理想とする施設及び設計の基本的な方向性を定めたものです。
この後に行う「基本設計・実施設計」では、基本構想で描いた理想をできる限り実現するために、予算や工期、機能の実現性などのバランスをとりながら、建物の配置・空間構成、機能や内外装のデザインなどを設計し、完成時の姿を具体的にしていきます。
平成29年度に策定した「奈義町学校教育改革プラン」を踏まえ、施設整備について幅広い見地から総合的に検討することを目的に、平成30年度「奈義町立こども園基本構想検討委員会」を設置しました。
委員会は、大学教授などの学識経験者、保護者や地域の代表、教職員などから構成され、視察研修や意見交換を重ねながら、子どもたちが意欲的に活動できる環境などについて検討を進めてきました。
保育園施設の老朽化をはじめ、保育園の入園希望や幼稚園での放課後預かりの増加、3歳児からの受け入れを求める教育的ニーズの高まりなどに対応し、0から5歳児までの連続性のある保育と幼児教育を推進し、子どもたちの成長に応じて指導を積み上げる「こども園」の開設をめざし、基本構想を策定しました。
構想には、子どもたちの課題を踏まえた教育方針を念頭に、のびのびと自由な遊びができる環境のほか、食育や世代間交流、防災対策やセキュリティー面の強化など、大きく6つの視点で施設の整備方針をまとめています。
1.子どもたちが健やかに成長できる施設
2.安全で安心して利用できる施設
3.豊かな自然を生かした施設
4.地域交流や校種間連携の拠点となる施設
5.子育て支援や保護者の集いの場となる施設
6.職員にとって働きやすい施設
今後は、この基本構想をもとに基本設計・実施設計を担当する設計者の選定をプロポーザル方式(複数の応募者による企画提案の中から、優れた“設計者”を選ぶ方式)で実施するなど、早期開園に向けて取り組んでいきます。
また、こども園完成後の滝川つくし幼稚園、中央東幼稚園、奈義保育園等の園舎及び敷地の活用法については、昨年度実施したアンケート調査でもご意見をいただきましたが、引き続き町民ニーズの把握に努めるなど、地域の活性化に資するよう有効な活用方法について検討していきます。
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