くらしの情報
最終更新日時:2023年12月19日
平成7年の兵庫県南部地震や平成16年の新潟県中越地震などにおいて、盛⼟等が滑ったり崩れたりする被害(滑動崩落)が発⽣しました。この滑動崩落というメカニズムは、これらの被害事例の分析により初めて明らかになってきました。このような宅地災害の被害軽減にむけて、平成18年度に宅地造成等規制法が改正され、宅地耐震化推進事業が創設されました。
奈義町ではこの事業に基づき変動予測調査(現地調査・優先度評価、詳細調査(地質調査、安定計算等))を実施します。
「大規模盛土造成地」の定義は、「盛土をした土地の面積が3,000平方メートル以上であること」又は「盛土をする前の地盤面が水平面に対し20度以上の角度をなし、かつ、盛土の高さが5メートル以上であるもの」と定められています。前者を「谷埋め型大規模盛土造成地」、後者を「腹付け型大規模盛土造成地」といいます。
宅地耐震化推進事業に基づき⼤規模盛⼟造成地の抽出および「⼤規模盛⼟造成地マップ」の作成を岡山県が⾏いました。
なお、公表したマップは危険箇所を⽰したものではなく、⼀定の規模以上の盛⼟が⾏われている造成地のおおむねの場所と⼤きさを⽰したものです。⼤規模盛⼟造成地の存在を町⺠の皆様に知っていただき、防災意識を⾼めていただくことを主な⽬的としています。
社会資本整備総合交付金交付要綱に基づき、社会資本総合整備計画(宅地耐震化推進事業)を公表します。
社会資本総合整備計画(宅地耐震化推進事業)(PDF:9KB)
事前評価チェックリスト(PDF:5KB)
事後評価書(PDF:10KB)
大規模盛土造成地全5箇所において、現地調査・優先度評価を実施。
うち3箇所は常時湧水等がないため、以後経過観察となりました。
大規模盛土造成地5箇所のうち1箇所において、詳細調査を実施。
調査・安定計算の結果、安全率が目標値(1以上)を満足する値が得られました。
また、大規模盛土造成地5箇所のうち1箇所において、簡易地盤調査を実施。
調査の結果、地下水がないことが確認できたため、以後経過観察となりました。
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