奈義町水道事業ビジョン

　策定の趣旨

　本町の水道事業は、昭和48年の創設以来、給水区域の拡張、岡山県広域水道企業団からの受水への変更を経ながら、住民生活や産業活動に欠くことのできない水道水を安定して供給できるように努め、50年以上が経過しました。
　一方、近年の水道事業を取り巻く環境は、少子高齢化による人口減少や節水型機器の普及、節水意識の向上など、これまでのような水需要の伸びを期待することが難しくなり、財政収支への影響を踏まえた計画的な事業経営と戦略的な経営方針が求められます。加えて、昨今の大規模な自然災害の経験から、これまで以上に災害対策、危機管理が求められ、大きな転換期を迎えています。
　そこで、これらの課題に対応していくために、厚生労働省は平成25年3月に安全で強靭な水道を持続することを目標とした「新水道ビジョン」を策定・公表しました。
　本町においても、これらの水道事業を取り巻く環境の変化に対応するべく、本町水道事業の目指すべき将来像である基本理念と基本目標を設定します。そして、課題に対する戦略的な事業展開を図り、持続可能な水道事業を目指し、水道施設の更新、耐震化等の取り組みを明確に示した「奈義町水道事業ビジョン」を策定しました。

計画期間

令和6年度〜令和15年度