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中村宏太展 ぎりぎり の しのぎ “Bear Barely”

中村1

「夢枕」ミクストメディア 60×44×34cm 2022年 Photo by Yoshika Horita

中村2

「境界」弾丸、ガラス、その他 45×45×1cm 2019年 

中村3

「Perforate」弾丸、金、真鍮 30×30×125cm 2017年 Photo by Hiroyuki Mori

身体性や偶然性をテーマに作品を制作するアーティスト・中村宏太の展覧会

本展は「夢シリーズ」と「銃シリーズ」とで構成された展覧会になります

期間

2024年6月22日(土)ー7月21日(日)

場所

奈義町現代美術館ギャラリー

料金

一般・大学生200円(高校生以下、75歳以上無料) ※常設展を併せて覧になる場合は、通常観覧料金(一般・大学生700円)でご覧いただけます

主催

協力

HOKUSHIN

 奈義町現代美術館で「開館30周年記念」の一環として『中村宏太展 ぎりぎり の しのぎ “Bear Barely”』を開催します。
 アーティストの中村宏太が制作する作品は、いずれも身体性や偶然性、暴力性等といった身近に内在する要素を作品に取り込んでいます。そのコンセプトを軸に作り出される静謐さの中に緊張感のあるインスタレーション作品は、観る人の感覚に静かに揺さぶりをかけてきます。
 本展は、「夢シリーズ」と「銃シリーズ」とで構成された展覧会になります。現実と夢の境界を表現している「夢シリーズ」は、眠りに落ちながら現実と夢が溶け合うような浮遊感や夜中に身体が動かなくなった不思議な感覚は、正体を突き止められない境界があり、その「あわい」がテーマになっています。また、「銃シリーズ」では、破壊をただ単に壊す・壊れることとみなすのでは無く、人を魅了する美をもたらすこともあり、ガラスや真鍮板等鏡面状の板に弾丸を打ち込み、穴や亀裂を生じさせることで、空間を異なる位相へと移行させ、観る者の意識を攪乱することを試みたものです。ミニマルでラジカルな側面も持ち合わせた造形性を志向した作品を発表するアーティストの新作展は、岡山県内初の展覧会になります。この機会に、中村宏太の作品世界観をお楽しみください。

【関連企画】
■中村宏太ワークショップ「不思議な夢の絵を描こう!」
7月13日(土)午後2時30分〜 美術館喫茶室
参加者が経験した不思議な夢について絵を描き、その夢について発表
します。
参加人数:10人(年齢制限なし。どなたでも参加可)
参加費:無料
持参物:色鉛筆、クレヨン等描くもの(画用紙はこちらで用意します)

■ギャラリートーク
水沢勉(元・神奈川県立近代美術館 館長)×中村宏太(アーティスト)
7月14日(日)午後2時30分〜 美術館ギャラリー
本展のテーマに関連する「夢」について、心理学者やアーティストの
書籍に触れながら語ります。

奈義町現代美術館インスタグラムURL:
https://www.instagram.com/nagimoca_nagilib/​​​​​​​




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