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本を旅する・切手の栞

旅する栞

森の芸術祭×津山圏域定住自立圏図書館 特別連携企画

森の芸術祭参加作家の太田三郎さんと本を楽しむ企画

期間

2024年9月28日(土曜日)

場所

津山市立図書館、津山市立加茂町図書館、津山市立久米図書館、津山市立勝北図書館、鏡野町立図書館、勝央図書館、奈義町立図書館、久米南町図書館、美咲町立中央図書館、美咲町立旭図書館、美咲町立柵原図書館

主催

津山圏域定住自立圏図書館(津山市・鏡野町・勝央町・奈義町・久米南
町・美咲町)では、「森の芸術祭 晴れの国・岡山」に参加する美術
家・太田三郎さんが、切手をモチーフにした“栞(しおり)”作品を、各
図書館の司書が選んだ本の中に忍ばせ、見つけた栞作品をプレゼントす
るイベントを実施します。
たくさんの人に借りられ、借りた人に様々な感情や知恵を授けてくれる
図書館の本は、太田さんがテーマにしている「“時間”と“場所”との関係
性」ともつながります。栞はページを旅し、そして本も旅し、様々な読
み手のもとに物語を届ける、アンテナのような役割をします。それぞれ
の館の司書が読んでほしい本の、読んでもらいたい言葉が書かれたペー
ジに忍ばせた太田さんの栞作品は、本との偶然の出会いを、特別なもの
に変えてくれます。本来図書館とは、そういった思いがけない本との出
会いを提供してくれる場でもあると考え、そんな本との出会いを、みな
さんにも体験していただけたらと思います。そしてできれば、その本を
借りて、読んで、図書館をもっと好きになってもらえたら幸いです。

【津山圏域定住自立圏図書館相互協力について】
令和3年7月から、津山市・鏡野町・勝央町・奈義町・久米南町・美咲町
の1市5町の図書館が、自治体の枠を超え、広域的な視点で地域の教育
力の向上を図ることを目的に覚書を締結しました。
図書館チームは、各図書館で相互に本を返却できる取り組みと電子書籍
貸出サービスを始めています。


【太田三郎 経歴】
太田三郎(1950-)は岡山県津山市に住む美術家。1980(昭和55)年の
初個展後、1984(昭和59)年から本格的な制作活動を開始。「郵便」
や「切手」を素材に「時間」と「場所」の関係性、システムとコミュニ
ケーションを基本コンセプトに作品を国内外の画廊や美術館などで発表
し、自作の切手をモチーフにした作品で国際的に活躍。
2013年 第4回「創造する伝統賞」受賞、2018年 平成30年度地域文化功
労者文部科学大臣賞受賞、2021年 岡山県文化賞/芸術受賞

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