郷土の伝説・史跡など

郷土の伝説・史跡など、奈義町に関するデジタル・コンテンツのコーナーです。
しらべナビ(資料と調べ方のご案内)
毎号、それぞれテーマに関する、資料や調べ方(本・ネット上の情報)のヒントを紹介しています。
〈一般向け〉
〈こども向け〉
こども版 第1号: 米づくりをしらべよう!(PDF:494KB) 2018.3 |
こども版 第2号: 食料(糧)生産についてしらべよう!(PDF:467KB) 2019.12 |
こども版 第3号: 昔のくらしと道具についてしらべよう!(PDF:524KB) 2020.1 |
広報なぎ
→こちらのページで「広報なぎ」のバックナンバー(平成18年1月【第590】号以降)をごらんいただけます。(奈義町役場のサイトにジャンプします。)
当館のデジタル郷土資料
【写真が語る奈義町のあゆみ】デジタル写真アーカイブ
図書館では、奈義町の歴史や風俗をデジタル化し、町民の皆様が利用できる形で将来に
伝える事業に取り組んでいます。【奈義町制施行60周年・図書館開館20周年記念事業】
【デジタル岡山大百科】
【郷土情報ネットワーク】で、奈義町関連のデジタル郷土資料をごらんいただけます。
【レファレンスデータベース】で、当館が回答した調査相談事例(主に郷土に関するもの)の一部をごらんいただけます。
【レファレンス協同データベース】
国立国会図書館が運営する、全国の図書館のレファレンス事例を検索・閲覧できるデータベースです。
奈義町立図書館の過去の調査事例の一部をごらんいただけます。
国立国会図書館 図書館向けデジタル化資料送信サービス
国立国会図書館がデジタル化した約205万点の貴重書、絶版書などのデジタル化資料を、当館のインターネットPCでご利用いただけます。(令和6年4月30日時点)
デジタル化資料の閲覧、複写にあたっては、当館の利用者カードをご提示ください。
(2022年からは個人向けデジタル化資料送信サービス、2023年からは個人向けプリントアウト機能提供が始まりました。)
その他、利用方法等ご不明の点は窓口でおたずねください。
《主な送信資料》
【図書】 | 平成7年までに受け入れた図書、震災・災害関係資料の一部 約2万点 |
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【古典籍】 | 明治期以降の貴重書等や清代後期以降の漢籍等 約2万点 |
【雑誌】 | 明治期以降に発行された雑誌(刊行後5年以上経過したもので、商業出版されていないもの) 約1万タイトル(約84万点) |
【博士論文】 | 昭和63〜平成12年度に送付を受けた論文(商業出版されていないもの) 約14万点 |
読みもの
エッセイ
▼山伏修行の霊地「女人禁制の滝山」~通称「お滝さん」と呼ぶ 05.04.01up |
▼西の熊野・滝山古道を訪ねよう 05.04.01up |
大いなる巨人の伝説
「さんぶたろう(三穂太郎・三歩太郎)」は、奈義町を含む岡山県美作地方北東部を中心に、古くから語り継がれている巨人伝説です。人間の父と大蛇の母の間に生まれた太郎丸は、母から授かった五色の玉の力で大男に成長し、三歩で京都の御所まで通ったことから三歩太郎=さんぶたろうと呼ばれました。いまでも、さんぶたろうを祀る神社やゆかりの伝承地、言い伝えなどが数多く残って残っています。
第1部 : さんぶたろう成立の謎
第1部では、巨人「さんぶたろう」伝説のアウトラインと、モデルとされる人物の歴史的な背景、関連スポットなどを中心に紹介します。 (2001.08.01掲載 / 2012.07.24更新) |
■ 目次 ■ 本文 □ はじめに ■閑話休題 (1)たろうと王子信仰あるいは土師郷とのつながりについて ■索引 ■引用・参考文献 ■奥付 |
第2部 : 伝承の背後に隠されたもの
全文を読む(PDF:5,677KB) 第1部では、さんぶたろうのモデルになったとされる実在の人物と伝承の歴史的な背景を中心に考察しました。 第2部では、史実から離れて、巨人(たろう)と蛇(たろうの母)という2つのキーワードを中心に、日本や世界の類似の神話・伝説との比較を通じてさんぶたろうの源流について推理、想像の翼を広げていきます。 (2009.10.11掲載 / 2014..01.06更新) |
■目次 ■本文 □ はじめに ■閑話休題 (2)ふたりの太郎 = さんぶたろうと小泉小太郎 ■索引 ■引用・参考文献 ■奥付 |
巨人さんぶたろう ゆかりのスポット紹介
〈さんぶたろう(三穂太郎・三部太郎)〉は、奈義町を含む岡山県北の美作地方一円を中心に語り伝えられている巨人伝説・民話です。ゆかりの伝承地や遺物が各地に残っており、『今も生きている巨人伝説さんぶたろう』(民話さんぶたろう研究実行委員会編著;奈義町教育委員会発行;2017年4月)によると、奈義町を中心に60箇所以上の関連スポットが確認されています。これらの中には、圃場整備等で撤去され原形がわからなくなっていたり、目印がなく初見では識別できないもの、私有地や自衛隊の演習場内にあって立ち入り困難なもの、登山道から外れた山奥の険しい場所にあるものなど、一般の方が訪れるのには向かない場所も含まれます。マップでは、数ある関連スポット(史跡・名勝・伝承地など)のうち、車や徒歩で訪れやすい場所をピックアップして紹介します。(関連スポットは順次追加していく予定です。)
奈義町内の主な史跡・名勝・観光スポット
奈義町には、歴史、文化、アート、観光、自然など、見ごたえある数多くのスポットが存在します。マップでは、奈義町内の主な史跡・名勝・観光スポットなどのうち、車や徒歩で訪れやすい場所をピックアップして紹介します。図書館にお越しの際には、これらのスポットにも足をのばしてみてください。
(関連スポットは順次追加していく予定です。なお、町指定文化財のうち、私有地や自衛隊の演習場内にあるものなど、一般の方が訪れにくい場所にあるものは掲載していません。)
> 奈義町役場 観光サイトは こちら へ
●重要無形民俗文化財 | |
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横仙歌舞伎 | (県指定重要無形文化財・昭和51年3月27日) |
床山技術保持者の高森君子さん | (町指定重要無形文化財・平成7年7月27日) |
●重要有形民俗文化財 | |
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松神神社歌舞伎舞台 | (県指定重要文化財・昭和38年4月12日) |
滝本の役の行者石像 | |
長願寺宝篋印塔 | (町指定重要文化財〔石造物〕・昭和47年5月24日) |
宮内の淡島様 | |
宮内の代官塚 | |
広岡の地神様 | |
日本回国供養塔 | |
豊沢の大日如来 | |
随泉寺の十二天屏風 | (町指定重要文化財〔絵画〕・昭和60年2月5日) |
国富家宝篋印塔 | (町指定重要文化財・平成5年1月6日) |
柴田家宝篋印塔 | (町指定重要文化財・平成5年1月6日) |
柿の元禄道標 | (町指定重要文化財〔石造物〕・昭和45年4月30日) |
高円の元禄道標 | (町指定重要文化財〔石造物〕・昭和47年11月30日) |
豊沢旧四ツ道の道しるべ | (町指定重要文化財〔石造物〕・昭和47年5月24日) |
豊沢の里程標 | (町指定重要文化財〔石造物〕・平成12年9月14日) |
上町川の里程標 | (町指定重要文化財〔石造物〕・平成12年9月14日) |
奈義神山之碑 | |
那岐山頂付近の文字岩 | |
関本の釈迦堂石像群 | (町指定重要文化財・平成5年1月6日) |
行方の大日如来 | |
小坂の阿弥陀堂石像群 | (町指定重要文化財〔石造物〕・昭和44年7月7日) |
うん乢(たわ)の地蔵菩薩 | |
滝神社の女人結界石 | (町指定重要文化財〔石造物〕・平成5年1月6日) |
森英太郎頌徳碑 | (町指定重要文化財〔記念碑〕・平成5年6月24日) |
●史跡・古墳 | |
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安達清風の頌徳碑と屋敷跡 | (町指定史跡・平成5年1月6日) |
町川神社 | (町指定史跡・昭和53年12月1日) |
頓地(とんじ)高塚 | (町指定史跡〔古墳〕・昭和50年6月20日) |
霊明塚陶棺 | (町指定史跡〔古墳〕・平成13年2月21日) |
実兼古墳群 | (町指定史跡〔古墳〕・昭和57年4月1日) |
大林古墳群 | (町指定史跡〔古墳〕・昭和57年4月1日) |
柿の貝化石群・ なぎビカリアミュージアム |
(町指定史跡・平成7年1月6日) |
高貴山菩提寺 | (町指定史跡名勝・平成13年9月25日) |
大別当城址 | |
王子権現の社 | (町指定史跡・平成13年2月21日) |
弥生の住居址「野田遺跡」 | (町指定・昭和57年4月1日) |
●天然記念物 | |
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菩提寺の大銀杏 | (国指定天然記念物・昭和3年1月18日) |
阿弥陀堂の大イチョウ | (町指定天然記念物・昭和44年7月7日) |
滝川ホタル生息地 | (県指定天然記念物・昭和50年6月13日) |
伊勢宮の社叢 | |
吉野神社の大杉 | (町指定天然記念物・昭和62年7月25日) |
久常の大ヒイラギ | (町指定天然記念物・昭和57年4月1日) |
上町川の菊桜 | (町指定天然記念物・昭和54年1月1日) |
菩提寺の広葉杉 | (町指定天然記念物・昭和44年7月7日) |
菩提寺の山梨 | (町指定天然記念物・昭和50年6月20日) |
関本の梅若椿 | (町指定天然記念物・昭和44年7月7日) |
三穂神社の社叢 | (町指定天然記念物・昭和62年7月25日) |
小坂のカタクリ | |
皆木のマンサク |
●名 勝 | |
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滝神社(本社) | |
那岐池 | |
奈義町現代美術館 | |
蛇淵の滝 | |
ループ橋 | |
馬桑の屋敷の滝 | |
西原ダム |
※『奈義の文化財』『奈義町の文化財』(ともに奈義町教育委員会発行)による。